2019年2月号 事務所ニュース
- 2019/02/01
- 09:00
「施して報いを願わず 受けて恩を忘れず」中根東里 儒学者
大原社労士事務所です。
いつもお世話になっております。
雪化粧の比叡山。
凜とした空気に気持ちが引き締まります。
1月はインフルエンザが大流行。
当事務所でも合計3名、本人や家族が罹患しました。
皆様のご家族や職場はご無事でしたでしょうか?
まだまだ寒い日が続きますので、
体調をくずされないようお気を付けてお過ごしください。
さて、事務所ニュース2月号をお届けいたします。
ご笑覧いただけましたら幸いです。
お気づきの点・ご要望・ご感想などございましたら
どんなことでも結構ですのでお聞かせ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
●〇事務所ニュース 2019年2月号〇●
[今月のトピックス]
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○ 働き方改革セミナーを開催しました
〇 スマホ×確定申告!
〇 2020年卒・新卒採用活動はじめます
〇 えびす大学①~徐愛の序~
〇 スイス・国際連合へ行ってきました!!
■ 編集後記
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-労務のおしごと備忘録-
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【2月】
□ 確定申告(2/18~3/15)
□ 【有期契約労働者がいる場合】
新年度の雇用契約更改に向けた準備の開始
□ 【 4月入社内定者がいる場合】
入社案内の準備
【3月】
□ 【 毎年4月起算の事業所】
36協定、 1年単位の変形労働時間制 に関する協定の締結・届出
□ 【 4月入社内定者がいる場合】
新入社員受入れ準備
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-法改正等スケジュール-
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▶ 2019年 4月~
働き方改革関連法施行
・全企業:有給休暇 5日取得義務
管理職も労働時間把握
・大企業:残業時間の上限規制
36協定書式変更 など
▶ 2019年 10月~ 消費税8→10 %
▶ 2020年 4月~
・中小企業:残業時間の上限規制
▶ 2023 年 4月~
中小企業も60時間超の残業代は5割増で支払開始
▶ 2024年 4月~
残業時間の上限規制
運転・建設・医師の猶予見直し
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○ ~働き方改革セミナーを開催しました~
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2019年4月改正、働き方改革関連法について、セミナーを開催しました。
初の事務所開催で少人数でしたが、その分具体的なお話ができてよかったです。ご参加くださりありがとうございました。
✦ 「有給付与10日以上の方には5日取得できるようにお声
かけくださいね」⇒「それならウチはできてるから大丈夫」
✦ 「残業時間の上限規制がはじまりますよ」
⇒「こればっかりは取引先さんの協力がないとね・・・」
✦ 「これから取り組みたいことは何ですか?」
⇒ 「経営理念を考えたいです!帰ったら始めます」
有給休暇の5日取得は、企業規模にかかわらず、2019年4月から適用です。必ず「取得させなければならない」ので、取得しやすいように、声をかけてあげてください。
有休5日取得にカウントできるのは、1日または半日のみです。
時間単位の取得は含まれません。
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○ スマホ×確定申告!
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平成31年(2019年)1月から、「確定申告書」の作成にスマートフォンが利用できるようになりました。
税務・会計や、人事・労務でも、IT化が加速しています。
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○ 大原社労士事務所が
2020年卒・新卒採用活動はじめます
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3月13日(水)開催、中小企業家同友会主催の合同企業説明会に採用ブースを初出展します!
インターンの萌ちゃんの同期を募集しよう!ということで、今年から毎年新卒採用に取り組んでいきます。
ぜひ、応援に、様子見に、お越しください^_^
3月13日(水)13:00~17:00
@京都テルサ
↑企業紹介冊子にも掲載されました!!
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◆大原社労士事務所の活動報告と今後の予定
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1月
・2019年4月改正! 働き方改革セミナー
① 1/10 (木) 13:30~15:30【終了】
② 1/17 (木) 13:30~15:30【終了】
・東洋哲学・陽明学入門「えびす大学」【終了】
(事務所内研修)
2月
・2/18(月)~3/8(金) 京都芸術デザイン専門学校より
インターンシップ受入予定
・2/26(火)~3/20(水) 柳楽・中国へ帰省
3月
・3/13(水) 13:00~17:00 京都テルサ1F大ホール
「社長と話せる 合同企業説明会」出展
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○ えびす大学① ~徐愛の序~
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2019年1月19日(土)10時~13時頃まで事務所内研修として、東洋哲学・陽明学入門「えびす大学」を開催しました。
講師は、一般財団法人咸生書院 預り人 難波浩気さん。国際的な学会でもご活躍の陽明学者である、難波征男先生(お父様)と共に、大阪で経営者向けの道場を開いておられます。
この日は、「陽明学は初めて!」というメンバーばかりだったので、江戸時代の暮らし、幕末~明治、第二次世界大戦後、現代の企業まで、「陽明学」の考え方がどう生きているのか?陽明学が目指すのは「心根」 を育て、「強く優しい人になる」ことだと教えていただきました。
陽明学の開祖「王陽明」と弟子のやりとりが記録されている「伝習録」の一説を、みんなで声を合わせて読み、「超訳」し、自分の人生の課題と照らし合わせて記入(健康管理・時間管理など)、全員が発表、ディスカッションし、それぞれの世界観に触れる。
「この世にたった一つの正解はない」「偏りや思い込みをなくし、その時々の状況で変化する」という原則を共有することができました。
~1人ずつの感想~
・石田さんの土佐弁による朗読の時は、今、龍馬さんと学んでいる!と心が躍りました。
大原先生の誠実な言葉には、心の大切さと失ったときの怖さを実感しドキッとしました。
大原社労士事務所の皆さんの明るい笑い声と優しい空気の中で、私が一番、陽明学を学ばせていただきました。清々しい大切な体験をありがとうございました。 難波
・「陽明学を勉強したい!」と第1回を開催しました。私の中国観は、大昔「凄い人(孔子・孟子…)が多くいた国」今は「この国どうなってるの?!の国」。
勉強会が終わっての感想は「これは良い!世界中の全ての国で勉強すべき課題だ!」
と思いました。 大原
・2015年末からご縁をいただき社労士や経営者仲間と学んでいた陽明学。今回初めて事務所メンバー全体で同じ学びを共有することができました。
一人ひとりの「思い」と「学び」が共有でき、その人の歩んできた道・歩んでいく道そのものが尊いなぁと感じました。 和田
・えびす大学「陽明学」勉強会に参加する機会がありました。人間として忘れてはいけない大切なものとは何かについて、再確認ができました。
これからの人生の色々な課題について、「伝習録」から答えを見出せるよう理解を深めていければと思います。 柳楽
・陽明学と言うことばは聞いたことがあるものの、はじめてその内容にふれ、人間の中身を育てる勉強だなと感じました。
講義の内容も面白く、グループでの発表もそれぞれの考えや前向きな気持ちに心動かされました。 大槻
・陽明学を初めて学びました。江戸時代の人は幸せな暮らしをしていて、どのような暮らしだったのか教えて頂き、人として大切なことを思い出させていただきました。
グループ発表もとても面白く、楽しい時間でした。 岸田
・初めての陽明学、大変楽しく受講させていただきました。自分自身や心を見失いがちな現代人にこそ必要な「心の学問」だと感じました。
心に留め実践することで、見える世界進む世界が大きく変わるように思いました。
第2回も楽しみです。 石田
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○ スイス・国際連合へ行ってきました!!
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「国連子どもの権利委員会」の審査の傍聴に行ってきました!
委員会では国連側の委員と日本政府の間で日本における「子どもの権利条約」の実施状況(日本の現在の子どもたちの状況、また将来に向かってどうしていくのか)が審議されました。
その内容には少子化問題を始め、いじめ、児童虐待などが含まれていました。政府側からそれらの各諸問題に対して行っている政策を聞くことができましたが実際に改善されたような結果は少なく、国際的な目線から見ると日本の教育は子どもの権利の保障に関してまだまだ課題が残っていることが明らかでした。
また、委員から「日本は親へのサポートはどうなっているのか」と質問がでたときには日本では親へのサポートが評価されるほど十分に行われていないこと、そして大原社労士事務所が目指す「大人の笑顔」が子どもにとってどれほど大切であるのか改めて気づくことができました。
子どもの権利をしっかり保障するにはまず隣にいる人を思う心が大切なのではないかと思います。
この貴重な経験を活かして、今後も現状の把握と周りへの発信をしっかり続けていこうと決意しました。
一年半続けた英会話の講師を1月で退職しました。終わりの後には必ず始まりがある。
自分の選んできた道を信じて今後も頑張っていきたいです。(江上)
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■ 編集後記
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我が事務所も国際的レベルになった!
①江上が「国連子どもの権利委員会」に、
日本で活動する団体の通訳を兼ねて行ってきました。
“世界の中の日本”を見る機会を持てたことはスゴイ!!
②土曜日の事務所内研修で陽明学の先生に来ていた
だいての勉強会。これがまた良かった。「そうか、そういう
ことやったんか…」で自分はこう思う(考える)!を一項目
ごとに全員が書く、発表と意見交換、これが楽しかった。
③先生含む全員でワイワイ言いながら昼食へ!
最高のそば料理を堪能しました。 (大原)
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