2019年1月号 事務所ニュース
- 2019/01/07
- 09:00
「勇断なき人は 事を為す能はず」島津斉彬 薩摩藩主
あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
お正月は清々しい晴天で、
桜のつぼみもふくらみ、春の訪れを感じるような陽ざしでした。
桜のつぼみもふくらみ、春の訪れを感じるような陽ざしでした。
2019年の干支は己亥(つちのとい)
「己」は、 昨年の「分化繁栄」を受けて、繁栄したものを統制する意味。
「亥」は、植物の生命の力が種子の中に閉じ込められている状態。
繁栄したものを統制し、いずれ果実となる種子を育む年となるようです。
2020年は子年から、再び新しい十二支が始まります。
「子」は、新しい命が植物の種子の中に生まれた状態。
昨年の収穫をしっかりと押さえ、
新しい取り組みの土台づくりに力を入れる。
2019年はそんな年にしたいです。
さて、事務所ニュース1月号をお届けいたします。
ご笑覧いただけましたら幸いです。
お気づきの点・ご要望・ご感想などございましたら
どんなことでも結構ですのでお聞かせ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
●〇事務所ニュース 2019年1月号〇●
[今月のトピックス]
----------------------------------------------------------------
○ 年頭のご挨拶 (大原)
○ 語ろう!ワーク・ライフ・バランス
~お互いの顔が見える中小企業
だからこその強み~ (和田)
~お互いの顔が見える中小企業
だからこその強み~ (和田)
○ 2019年の抱負 (全員)
○ ~お知らせ~
新メンバーが加わります
新メンバーが加わります
○ 東洋哲学・陽明学入門
「えびす大学」はじめます
■ 編集後記 (和田)
----------------------------------------------------------------
-労務のおしごと備忘録-
----------------------------------------------------------------
【1月】
□ 法定調書の提出 (1/31 まで)
□ 給与支払報告書の提出
(1/31 まで)
【2月】
□ 確定申告(2/18~3/15)
□ 【有期契約労働者がいる場合】
新年度の雇用契約更改に向け
た準備の開始
□ 【 4月入社内定者がいる場合】
入社準備
----------------------------------------------------------------
-法改正等スケジュール-
----------------------------------------------------------------
▶ 2019年 4月~
働き方改革関連法施行
・全企業:有給休暇 5日取得義務
管理職も労働時間把握
・大企業:残業時間の上限規制
36協定書式変更 など
▶ 2019年 10月~ 消費税8→10 %
▶ 2020年 4月~
・中小企業:残業時間の上限規制
▶ 2023 年 4月~
中小企業も60時間超の残業代は5割増で支払開始
▶ 2024年 4月~
残業時間の上限規制
運転・建設・医師の猶予見直し
--------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------
○ 年頭のご挨拶
----------------------------------------------------------------
新年を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年は激甚災害というべきものが多発した感があります。西日本豪雨災害、台風21号、北海道東部大地震などがありました。被災された方々にお見舞い申し上げます。
さて、ご心配をお掛けしました、私の膝の術後は順調に回復しております。まだ、「元のように動けます!」とまでは行きませんが、ほぼ大丈夫といえます。
多くの方々に助言も頂き、色んな支援を頂きましたこと、この場を借りてお礼申しあげます。本当にありがとうございました。
昨年は、経営に関連する「働き方改革」は、名称が良かったせいもあるのか、大きく取り上げられました。問題は、働く人のためになるのか、それとも働かせる立場の人のために有利な制度なのかということだと思います。
私は「働き方改革」というのであれば、“全ての働く人が、人間らしい生活が可能になる方法で有るべき”だと思うのですが、皆様は如何でしょうか?
また、政治家・官僚、のウソの連発、大企業のだまし製品の連発、これらの問題が次から次へと出る国になりました。日本って真面目に良い製品を作ろうとする国だった筈なのに、なぜこうなったのか、とても信じられません。
TVの番組で、小学校高学年・中学生たちが今の国会討論を見ていて『ハッキリと嘘をつく政治家、知っているのに言わない政治家…おかしいですよね~』との感想を話している場面がありました。
子どもですが見事に見抜いているのに、何故大人が何も出来ないのでしょうか。このようなことで、世の中が良くなるはずがありません。そこで、上の立場になる人は、正しい判断基準を持つ必要があると思うのです。
『動機善なりや 私心なかりしか』 ※注
今こそ、この言葉を自分の判断基準に持っている人が、政治、経済、教育…あらゆる場面に登場願いたいと思うのです。
平成最後の歳となる今年、より良い会社、より良い社員・家族、が、より良い人生を実現するために、当事務所は皆様と共に、全力で進みたいと考えております。
※注 稲盛和夫 大原 耕也
----------------------------------------------------------------
○ 語ろう!ワーク・ライフ・バランス
~お互いの顔が見える中小企業だからこその強み~
----------------------------------------------------------------
2018年12月20日、京都市人権啓発講座「語ろう!ワーク・ライフ・バランス」にて、コーディネーターを務めさせていただきました。「ワーク・ライフ・バランス」や「働き方改革」が注目されている今、「お互いの顔が見える中小企業だからこその強み」とは何か?という視点で、お二人のパネリストから実践事例をお話いただきました。
特に印象に残ったのは、「やってみてうまくいかなかったこと」は「制度ありき」でスタートしたものだった、というお話でした。一人ひとり、家庭環境も個人の価値観も違う。それを「一律に制度に当てはめよう」とするとうまくいかない。逆にうまくいっていることは、部署単位で進められる取り組みなど、社員の自主性を信頼して運営されているものでした。
「採用」「人材育成」「働き方改革」全てに共通すること。それは、 「経営陣の思い」をしっかり伝え「一人ひとり違う思い」を受け止められる「信頼関係」「お互いの顔が見える距離の近さ」「決定と実行の速さ」こそ、「中小企業の一番の強み」だということです。
みなさまは、社内でしっかり「対話」を重ねておられるでしょうか?
新しい年のはじまり、4月の働き方改革関連法改正に向けて、
まずは「経営陣」「幹部」「部署ごと」に、「理想」を語り合うことから始めてみませんか?
和田紘子
----------------------------------------------------------------
○ 2019年の抱負
----------------------------------------------------------------
1.働き方改革をサポートします!
▶「答えは現場にあり」
社員と共に考える「働き方改革」をサポートします
2.サービスの質を向上します!
▶ 定期的な「労務診断」「組織診断」をご提案します
3.2020年・新卒採用はじめます!
▶ 2019/3/13(水)13-17時@京都テルサ
「社長と話せる合同企業説明会」に出展します
・今年やること!
①仕事として“やるべき課題”がいくつかあります。これを実現して行くことで、事務所の機能を確実に前進していきます。
②仕事以外で“自分の人生で絶対に実現したい大きな課題”があります。そこで、土・日をこれに当てたいと思っています。 大原
・あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
これまでの積み重ねを土台に、みなさまに恩返しができるよう、しっかりと事務所の体制を整えていきます。
新しいことにも挑戦し、5年後・10年後を見据えて一歩ずつ前進したいと思います。 和田
・ あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
「得意淡然、失意泰然」。
物事に一喜一憂せずに淡々とコツコツとやっていく。自分を見つめ直しつつ、今年はこの気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいと思います。 柳楽
・ あけましておめでとうございます。
宅地建物取引士合格と、運動不足・睡眠不足を解消して健康的な生活を送ります。
本年もどうぞよろしくお願いします。 大槻
・ 明けましておめでとうございます。
昨年に学んだ事を、今年全力で取り組んで行きたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。 岸田
・ 明けましておめでとうございます。
今年は院での研究、社労士資格試験に向けての勉強など日々鍛錬する期間。自分と真摯に向き合い頑張っていこうと思います。今年もよろしくお願いいたします。 江上
----------------------------------------------------------------
○ ~お知らせ~ 新メンバーが加わります
----------------------------------------------------------------
1月から、ITベンチャーで12年間デザイナーをしてきた
二児の母、石田 吏佐(いしだ りさ)が加わります♪
デザイン関係を中心に担当します。よろしくお願いいたします!
----------------------------------------------------------------
○ 東洋哲学・陽明学入門「えびす大学」はじめます
----------------------------------------------------------------
1月の【事務所内研修】は、外部講師・一般財団法人咸生書院 難波浩気さんをお招きして、「東洋哲学・陽明学」から「心の在り方」「日々の実践」を振り返る「えびす大学」をはじめます。事務所の根っこづくりに力を入れていきます♪
----------------------------------------------------------------
◆大原社労士事務所の活動報告と今後の予定
----------------------------------------------------------------
12月
・12/11(火)SDGs勉強会【終了】 (参加:和田)
・12/20(木)京都市主催 人権啓発講座
語ろう!ワーク・ライフバランス
(コーディネーター:和田)
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000244952.html
1月
・2019年4月改正! 働き方改革セミナー
① 1/10 (木) 13:30~15:30
② 1/17 (木) 13:30~15:30
各日先着6名様限定
・顧問先:1,000円(資料代)
・一般 :5,000円
・東洋哲学・陽明学入門「えびす大学」(事務所内研修)
----------------------------------------------------------------
■ 編集後記
----------------------------------------------------------------
みなさま、今年の目標や計画は立てられたでしょうか?
私はいつもどんな年かを参考にしながら目標・計画を考えます。
今年の干支は己亥(つちのとい)。己は、成長した植物が整然とした状態。亥は、種子の中に閉じこもっている状態という意味を持っているそうです。
九星気学でいうと”八白土星(はっぱくどせい)”の年。
「変化・貯まる・止まる・高い・相続・終止と再開・純粋・改革・高尚・歓迎」という意味があると言われています。
自然界の法則を意識しておくと、環境の変化にも腰を据えて取り組める気がしています。
今年もみなさまにとって実り多き一年となりますように。
(和田)
スポンサーサイト