2015年3月号 事務所ニュース
- 2015/03/13
- 17:35
「事務所ニュース 2015年3月号」のWEB版をお届けします。
紙面ではお伝えしきれない情報を、関連リンク等でご紹介しております。
ぜひご参考ください。
【事務所ニュース紙面版】をご希望の方は、
当事務所までお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○平成27年4月からの法改正まとめ
○平成27年4月分からの保険料率
○ホームページをリニューアルしました!! (和)
○コラム 人間関係円満のヒント (谷)
■編集後記 (大)
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-労務のおしごと備忘録-
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【3月】
□ 新入社員(学卒) 受入れの準備
□ 【4月起算の事業所】
・ 36協定 ・ 1年変形協定等 締結・届出
□ 【有期雇用者】
・新年度の雇用契約書 作成・交付
【4月】
□ 新入社員(学卒)研修
□ 健康診断の予約 (3月~受付開始)
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○平成27年4月からの法改正まとめ
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パートタイム労働法(4/1~)
◆ 差別的取扱い禁止(有期雇用者も対象に)
◆ 雇い入れ時の説明義務(新設)
→賃金制度・教育訓練・福利厚生・正社員への転換
◆ 「相談窓口」の明示(契約書等への追加)
→パートタイム労働法の改正について(厚労省HP)
労働契約法:「無期転換」の特例 (4/1~)
H25.4~追加された「無期契約への転換」ルール
H30.4~「無期契約への転換請求権」が発生しますが
〈特例〉として、下記の場合は対象外となりました。
◆高度専門知識等を有する有期雇用者(5~10年契約)
◆定年後の有期雇用者(60歳以降の継続雇用等)
→「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法」が公布されました(厚労省HP)
101人以上の企業 (4/1~)
・次世代育成支援法(10年延長)
→次世代育成支援対策推進法が 10年間延長され 新たな認定制度が創設されます」(厚労省リーフレット)
・障害者雇用納付金制度(201→101人以上へ拡大)
→平成27年4月から「障害者雇用納付金制度」の申告対象事業主の範囲が拡大されます(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構
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○平成27年4月分からの保険料率(予定)
----------------------------------------------------------------
・健康保険・介護保険料率(予定)
※今年は1ヶ月遅れ、4月分(5月納付)から変更!!
◆ 健康保険: 京都 9.98% → 10.02%
奈良 10.02% → 9.98%
◆ 介護保険:1.72%→1.58%
→平成27年度保険料額表(協会けんぽHP)
・雇用保険料率【確定】
※H26年度から 変更なし!!
→平成 27 年度の雇用保険料率(厚労省リーフレット)
・労災保険【確定】
◆ 労災保険: 全54業種平均 0.1/1000 引下げ
( 4.8/1000 → 4.7/1000 )*引下げ23業種・ 引上げ8業種
→労災保険料算出に用いる労災保険率の改定等を行います(厚労省HP)
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○ホームページをリニューアルしました!!
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2015年2月にホームページをリニューアルいたしました。
大原事務所の目指す「笑顔あふれる会社づくり」を、すっきりと
明るく暖かい雰囲気で表現していただき、大変気に入っております。
京都にこだわったホームページを制作されている
株式会社TrattoBrainさん がつくって下さいました♪
「法改正」や「助成金」などの最新情報、「社員教育」「採用」に関する
事例のご紹介など、事務所ニュースアンケートでもご要望の多かった
項目を中心にブログでご紹介しますので、ぜひご参照下さい!!(和)
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○コラム 人間関係円満のヒント
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『アンガーマネジメント』ということばをご存知でしょうか?
アンガーマネジメントとは、アンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント
(上手に付き合う)ための心理教育です。
(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 HPより)
実は、このアンガーマネジメントが今、職場のパワーハラスメント予防の
手段として注目されています。
パワハラの典型的な行為のひとつに、注意・指導行為が感情的になってしまう
ことがあります。実際パワハラの行為者は、「ついカッとなってしまって」
と弁明することも多いそうです。その「つい…」をコントロールできれば、
パワハラと呼ばれるものが減るのではないかというわけです。
ところで、私たちにはそれぞれに「こうあるべき」という考えを持っています。
たとえば、「新人はこうあるべき」 「若いものはこうあるべき」などなど… …
アンガーマネジメントによると、“「こうあるべき」という考え方こそが、
怒りの感情の源である。人は、自分の「こうあるべき」が裏切られたときに、
イライラしてしまう傾向がある”とされています。
誤解があってはいけませんが、「こうあるべき」を持つことを否定しているのでは
ありません。自分の「こうあるべき」を少し柔らかくし、受け入れられる範囲を
できるだけ広げる努力・工夫をすることが大事といっているのだと思います。
パワハラという切り口になると、職務上の地位が上の者から下の者への
行為にクローズアップしますが、これは職場の人間関係すべてにあてはまる
ことかも知れません。
「会社はこうあるべき」 「上司はこうあるべき」 「先輩はこうあるべき」
「同僚はこうあるべき」… …
そんな考え方にとらわれて、イライラしたりしていませんか。
もうすぐ4月。入退社が多く、職場の人員構成が大きく変わる時季です。
皆さんが1日の大半を過ごす職場。職場を過ごしやすい環境に変えていくヒントは
職場を構成する全員が、自分と違う価値観を受け入れる努力・工夫をしていくことに
あるのかも知れないと感じました。(谷)
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■編集後記
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毎朝、学童の登校の“見守り隊”をしています。朝の交差点に立っていると、
通行するすべての人一人一人の人間模様が見えてきます。
中には「朝からご苦労様です。寒い日も暑い日も年中大変ですね!」と声を
かけてくださる人もいて、“見守り隊”の活動が私を育ててくれていると感じます。
『日本一安全で幸せな交差点』を目指し頑張ります!(大)
紙面ではお伝えしきれない情報を、関連リンク等でご紹介しております。
ぜひご参考ください。
【事務所ニュース紙面版】をご希望の方は、
当事務所までお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○平成27年4月からの法改正まとめ
○平成27年4月分からの保険料率
○ホームページをリニューアルしました!! (和)
○コラム 人間関係円満のヒント (谷)
■編集後記 (大)
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-労務のおしごと備忘録-
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【3月】
□ 新入社員(学卒) 受入れの準備
□ 【4月起算の事業所】
・ 36協定 ・ 1年変形協定等 締結・届出
□ 【有期雇用者】
・新年度の雇用契約書 作成・交付
【4月】
□ 新入社員(学卒)研修
□ 健康診断の予約 (3月~受付開始)
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○平成27年4月からの法改正まとめ
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パートタイム労働法(4/1~)
◆ 差別的取扱い禁止(有期雇用者も対象に)
◆ 雇い入れ時の説明義務(新設)
→賃金制度・教育訓練・福利厚生・正社員への転換
◆ 「相談窓口」の明示(契約書等への追加)
→パートタイム労働法の改正について(厚労省HP)
労働契約法:「無期転換」の特例 (4/1~)
H25.4~追加された「無期契約への転換」ルール
H30.4~「無期契約への転換請求権」が発生しますが
〈特例〉として、下記の場合は対象外となりました。
◆高度専門知識等を有する有期雇用者(5~10年契約)
◆定年後の有期雇用者(60歳以降の継続雇用等)
→「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法」が公布されました(厚労省HP)
101人以上の企業 (4/1~)
・次世代育成支援法(10年延長)
→次世代育成支援対策推進法が 10年間延長され 新たな認定制度が創設されます」(厚労省リーフレット)
・障害者雇用納付金制度(201→101人以上へ拡大)
→平成27年4月から「障害者雇用納付金制度」の申告対象事業主の範囲が拡大されます(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構
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○平成27年4月分からの保険料率(予定)
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・健康保険・介護保険料率(予定)
※今年は1ヶ月遅れ、4月分(5月納付)から変更!!
◆ 健康保険: 京都 9.98% → 10.02%
奈良 10.02% → 9.98%
◆ 介護保険:1.72%→1.58%
→平成27年度保険料額表(協会けんぽHP)
・雇用保険料率【確定】
※H26年度から 変更なし!!
→平成 27 年度の雇用保険料率(厚労省リーフレット)
・労災保険【確定】
◆ 労災保険: 全54業種平均 0.1/1000 引下げ
( 4.8/1000 → 4.7/1000 )*引下げ23業種・ 引上げ8業種
→労災保険料算出に用いる労災保険率の改定等を行います(厚労省HP)
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○ホームページをリニューアルしました!!
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2015年2月にホームページをリニューアルいたしました。
大原事務所の目指す「笑顔あふれる会社づくり」を、すっきりと
明るく暖かい雰囲気で表現していただき、大変気に入っております。
京都にこだわったホームページを制作されている
株式会社TrattoBrainさん がつくって下さいました♪
「法改正」や「助成金」などの最新情報、「社員教育」「採用」に関する
事例のご紹介など、事務所ニュースアンケートでもご要望の多かった
項目を中心にブログでご紹介しますので、ぜひご参照下さい!!(和)
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○コラム 人間関係円満のヒント
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『アンガーマネジメント』ということばをご存知でしょうか?
アンガーマネジメントとは、アンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント
(上手に付き合う)ための心理教育です。
(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 HPより)
実は、このアンガーマネジメントが今、職場のパワーハラスメント予防の
手段として注目されています。
パワハラの典型的な行為のひとつに、注意・指導行為が感情的になってしまう
ことがあります。実際パワハラの行為者は、「ついカッとなってしまって」
と弁明することも多いそうです。その「つい…」をコントロールできれば、
パワハラと呼ばれるものが減るのではないかというわけです。
ところで、私たちにはそれぞれに「こうあるべき」という考えを持っています。
たとえば、「新人はこうあるべき」 「若いものはこうあるべき」などなど… …
アンガーマネジメントによると、“「こうあるべき」という考え方こそが、
怒りの感情の源である。人は、自分の「こうあるべき」が裏切られたときに、
イライラしてしまう傾向がある”とされています。
誤解があってはいけませんが、「こうあるべき」を持つことを否定しているのでは
ありません。自分の「こうあるべき」を少し柔らかくし、受け入れられる範囲を
できるだけ広げる努力・工夫をすることが大事といっているのだと思います。
パワハラという切り口になると、職務上の地位が上の者から下の者への
行為にクローズアップしますが、これは職場の人間関係すべてにあてはまる
ことかも知れません。
「会社はこうあるべき」 「上司はこうあるべき」 「先輩はこうあるべき」
「同僚はこうあるべき」… …
そんな考え方にとらわれて、イライラしたりしていませんか。
もうすぐ4月。入退社が多く、職場の人員構成が大きく変わる時季です。
皆さんが1日の大半を過ごす職場。職場を過ごしやすい環境に変えていくヒントは
職場を構成する全員が、自分と違う価値観を受け入れる努力・工夫をしていくことに
あるのかも知れないと感じました。(谷)
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■編集後記
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毎朝、学童の登校の“見守り隊”をしています。朝の交差点に立っていると、
通行するすべての人一人一人の人間模様が見えてきます。
中には「朝からご苦労様です。寒い日も暑い日も年中大変ですね!」と声を
かけてくださる人もいて、“見守り隊”の活動が私を育ててくれていると感じます。
『日本一安全で幸せな交差点』を目指し頑張ります!(大)
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