2017年12月号 事務所ニュース
- 2017/12/01
- 09:00
「あなたの家に帰って あなたの家族を愛しなさい」マザーテレサ
12月になりました。観光客で賑わった紅葉シーズンも終盤になり、だんだんとクリスマスの気配が近づいてきましたね。
話題の「君たちはどう生きるか 漫画版」 / 羽賀翔一 〔本〕
を母が買ってきたので、息子と親子3代で読んでいます。
12月は何かと慌ただしいですが、病気やケガに気をつけて、よいお年をお迎えください。
さて、今月の事務所ニュースをお届けいたします。
お気づきの点・ご要望・ご感想などございましたら
どんなことでも結構ですのでお聞かせ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
●〇事務所ニュース 2017年12月号〇●
[今月のトピックス]
----------------------------------------------------------------
○ 退院のご報告 (大原)
○ 2018年1月~ 改正職業安定法 施行
求人募集の取扱いが変更されます (大槻)
○ 無期転換ルール 注意ポイント
65歳からの雇用どうされていますか? (大槻)
○ 『足下を掘れ、そこに泉がある』 byニーチェ
~チームビルディングで見えてきたこと~(和田)
■ 編集後記 (柳楽)
----------------------------------------------------------------
-労務のおしごと備忘録-
----------------------------------------------------------------
【12月】
□ 年末調整
□ 賞与支払届の提出
□ 1月始まりの労使協定の更新
□ 年賀状の送付 □ 大掃除
【1月】
□ 年賀状の返礼と整理
□ 給与支払報告書・法定調書の提出
----------------------------------------------------------------
[主な法改正スケジュール]
----------------------------------------------------------------
▶ 2018年 4月 労働契約法
無期労働契約への転換権の発生
▶ 2019年 4月 労働基準法改正(審議中)
▶ 2019年 10月 消費税8→10 %へ?
▶ 2022 年 4月 労働基準法60時間超の残業代は5割増へ
全ての企業で支払開始(中小企業の猶予期間が終了予定)
----------------------------------------------------------------
~年末年始休業日のお知らせ~
----------------------------------------------------------------
大原事務所の年末年始のお休みは
12月29日(金)から1月4日(木)までです。
5日(金)から通常どおりとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------
○ 退院のご報告
----------------------------------------------------------------
長らくご迷惑をお掛けしました!大原は膝人工関節置換手術を終わり、11/30無事帰還しました。
◆手術前は「1ヶ月も入院したら“普段やれない仕事がバッ チリ出来るぞ”と思っていたのですが、時間はあっという間に過ぎて行きました。
◆11/1am9:30手術スタート、昼前に(点滴などが繋がれ)病室へ戻る。全身麻酔で意識はもうろうと痛みは無い。執刀医の院長先生は「出血も少なく成功です!ニコッ」と、さて翌日からリハビリ開始、点滴などをぶら下げながら館内を歩く。(痛くない!)4日目からは薬が切れてきて、痛みで大変!
◆地獄は、P・Tリハビリ、自主トレも痛い~!「ハイ頑張って!!手を抜いたら後が大変ですよ~シッカリやりましょう!!」
川端運輸(株)の川端社長よりいただいた20周年記念の贈り物が入院生活の励みになりました!感謝!!
<京都下鴨病院>に入院しました。実はこの病院50年前(20才)に交通事故で一年間入院した病院なんです。
北大路と高野川の交差点角、北側に大きなガラス張りの広いデイルームがあり、高野川の清流と、その向こうに比叡山の全貌が見える!絶景!で、お見舞いに来てくださった方と楽しく歓談。たくさんのお見舞い、ありがとうございました。
◆大原の現状: 11/30杖を使って両足歩行OKに。でも結構痛いんです。右足なので車の運転はダメ、バス・電車もまだ不安で、リハビリは週2回、5ヶ月続きます。 (大原)
----------------------------------------------------------------
○ 2018年1月~ 改正職業安定法 施行
求人募集の取扱いが変更されます
----------------------------------------------------------------
①求人募集:最低限「書面で」明示が必要な労働条件
1)試用期間(有りか無しか、有るときはその期間)
2)募集者の氏名又は名称(〇〇株式会社・○○法人)
3)派遣として雇用する場合:派遣労働者であること
4)裁量労働制の場合:「企画業務型裁量労働制により、
○時間働いたものとみなされます。」と記入
5)固定残業代の場合:
① 基本給△△円(②の手当を除く額)
② □□手当(○時間分の時間外手当として支給)
③ ○時間を超える時間分は割増賃金を追加で支給
◆求人内容等を変更、条件を特定、削除、追加する場合も
「書面で」明示が必要です。(雇用契約書・新旧対照表など) (大槻)
----------------------------------------------------------------
○ 無期転換ルール 注意ポイント
65歳からの雇用どうされていますか?
----------------------------------------------------------------
60歳からは継続雇用で毎年契約更新しています。
65歳以上でも、元気な方には活躍していただきたい。
そんな企業様が増えています。
◆ そこで、注意したいのが、「無期転換ルール」の存在です。
60歳からの「再雇用契約」で通算5年を超えると、
65歳を超えたとき、「無期転換権(※)」が発生します。
※ 労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約
(無期労働契約)に転換できるルールです
※ 通算5年:平成25年4月1日以降の契約が対象です
◆ 65歳からも有期契約(6ヶ月・1年など)を希望される場合は、
本社・本店を管轄する都道府県労働局に認定申請を行う
必要があります。詳しくはお問い合わせください。(大槻)
----------------------------------------------------------------
○ 『足下を掘れ、そこに泉がある』byニーチェ
~チームビルディングで見えてきたこと~
----------------------------------------------------------------
今年の7~12月にかけて、株式会社京富士印刷様と共に、チームビルディングに取り組んでいます。
課題は「既存の仕事が忙しく、新しいことに時間がとれない」「部署間の連携をもっとよくしたい」ということで、「チームの力を引き出す」取り組みを進めてきました。
① 理想の会社と理想の自分を描く
② 仕事を見える化する
③ 部署・自分の現状を知る
④ 理想に向けて目標を立てる
⑤ 計画の実行・振り返りを繰り返す
⑥ 「事例研究」で社内の連携を考える
毎回、①良かったこと、②質問・疑問、③改善提案、を全員に書いていただき、そこで出た意見を反映しながら、一緒に取り組みを進めていきました。
素直な気持ち、不安、違和感、感謝、的確な指摘、前向きな意見、哲学者のような問い、人の痛みに寄り添う言葉、背中を押してくれる言葉、、、それぞれの個性や人柄がチームに響いていきました。
毎月2回の取り組みを続けて10回目。20代の営業マンが、新規営業の「事例研究」を発表した時、とっても嬉しいことが起きました。
「もっと頼って」「一人で抱え込まないで」と、全ての部署から温かい言葉かけがありました。
「これからのモデルケースになる」と制作部の大御所から花丸もいただきました!!
さらには、「商品開発」のアイデアが出たり、「チームサポート」「全社員サポート」「ウチらできたんじゃネ?」と、自信と信頼が感じられる「チームの力」があふれ出ていました。
「今回の事例研究は”愛”にあふれていました」by営業リーダー
お互いの声に「親身になって」対話を重ねることで、「みんなの力」を信じることができるようになり、「自分の力」も発揮できるようになる。「すでにある可能性」に気づいていただけたのではと思っています。
『皆、自分の足元を掘っていったら必ず泉が湧いてくることを忘れているんです。
あっちに行ったら水が出ないか、こっちに行ったら水が出ないか、
向こうに行ったら井戸がないかと思っているけれど、実は自分の足元なんです。
与えられた仕事をコツコツと地道にやり続けた先に、
自分にしか到達できない泉がある。』 宮本輝(作家)
あなたの足元には、どんな泉が眠っているのでしょうか。共に働くメンバーや、お客様の顔を思い浮かべながら、一度じっくり考えてみませんか?
和田 紘子
----------------------------------------------------------------
■編集後記
----------------------------------------------------------------
いよいよ今年も年末が近づいてきて、事務所ニュースも今年の最終号となりました。
一年はあっという間ですね!
皆様のお陰様で、11月末に所長の大原も無事に退院ができ、事務所メンバー全員ほっとしている中、改めて大黒柱の存在に気づかされました。大原が不在の間、大丈夫かなと最初は心配もありましたが、がむしゃらに頑張る和田といつも笑顔で接してくれる大槻の姿を見て、「このメンバーとなら何とかなる!きっと大丈夫!」と、いつの間にか不安が勇気に変えられました。前向きな姿勢が周りに伝わるのですね!不思議です。笑
最後になりますが、今年一年間ありがとうございました。
来年も皆様にとって素晴らしい年でありますように、心からお祈り申し上げます。(柳楽)
スポンサーサイト