2017年7月号 事務所ニュース
- 2017/07/01
- 09:00
7月の京都は”祇園祭”でにぎわいます。
上の方では下鴨神社のみたらし祭も味わい深かったりしますね。
子ども達ももうすぐ夏休み。どんな夏を過ごされるのでしょうか?
●〇事務所ニュース 2017年7月号〇●
[今月のトピックス]
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○ 算定基礎届の提出が始まっています【7/1~7/10】
○ 就労環境改善サポート補助金のご案内
○ 無期転換ルールへの対応は進んでいますか
○ 将来世代と考える、10年後、20年後 (和)
■ 編集後記 (大)
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-労務のおしごと備忘録-
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【7月】
□ 算定基礎届の提出(7/1~7/10まで)
□ 賞与支払届の提出(支払日より5日以内)
□ 【31人以上の会社】 高年齢者雇用状況報告(7/18までに)
□ 【50人以上の会社】 障害者雇用状況報告(7/18までに)
□ 協会けんぽ被扶養者資格の再確認(7/31までに)
【8月】
□ 無期転換ルールへの対応を確認
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[主な法改正スケジュール]
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▶ 2017年 1月 ・育児・介護休業法、
男女雇用機会均等法の改正
・健康保険 マイナンバーの取扱い開始
・雇用保険 65歳以上への適用拡大
▶ 2017年 5月 30日 改正 個人情報保護法 施行
▶ 2018年 4月
労働契約法 無期労働契約への転換権の発生
▶ 2019年 4月
労働基準法(審議中) 60時間超の残業代は5割増へ
(中小企業の猶予期間終了予定)
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○ 申告期限は 7/1~7/10
算定基礎届の提出が始まっています
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労働保険料の申告・納付(6/1~7/10)が
一段落したら、次は、算定基礎届の提出です。
9月分(10月納付分)から1年間の保険料が決まります。
<チェックポイント>
□ 総括表・総括表附表は記入が漏れていませんか
□ 7/1在籍者について全て記載されていますか
□ 通勤手当は漏れていませんか
□ 70歳以上の届出が漏れていませんか
□ 4.5.6月の残業が多すぎる人はいませんか
「標準報酬月額」は支払う保険料だけではなく、
将来の年金額にも反映されます。正しく申告しましょう。
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○ 京都府内の中小企業様へ
就労環境改善サポート補助金のご案内
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◆長時間労働の是正等、就労環境の改善に積極的に取り組む中小企業等に
補助金が交付されます。
◆事前に就労環境改善アドバイザーのアドバイスを受けてください。
【補助対象経費】
・就業規則の作成・変更
・就業管理システムやタイムレコーダー等の整備等
・就労環境改善のための設備導入(改修)経費
【申請期間】
・前期:6/15(木)~ 9/29(金)
・後期:11/1(水)~12/28(木)
【補助上限・補助率等】
・補助上限:30万円、補助率:2分の1以内
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○ 平成30年4月まであと半年
無期転換ルールへの対応は進んでいますか
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無期転換ルール
パートや契約社員など、雇用契約がくり返し更新され
通算「5年」を超えたときに労働者が会社に申し込むことにより、
以後の雇用契約が無期契約に転換されます。
平成25年4月1日以後に開始の雇用契約が対象
↓
最初の対象者が出る可能性のある平成30年4月まで
あと半年あまり
有期契約から無期契約へ転換すると、最大36万円
有期契約から正社員へ転換すると、最大72万円
など助成金もありますので、ご相談下さい。
・高度専門職
・定年後継続雇用の高齢者
については、労働局への申請により、
無期転換申込権が発生しない特例が適用されます!
高度専門職・継続雇用の高齢者に関する申請書について
「有期雇用特別措置法による特例」の適用を希望する事業主は
下記の通り、都道府県労働局に提出し、計画が適当である旨の
認定を受けてください。
●高度専門職 → 「第一種計画認定・変更申請書」
●継続雇用の高齢者 → 「第二種計画認定・変更申請書」
※疑問点はお問い合わせください^^
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○ 将来世代と考える、10年後、20年後
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昨年から、京都中小企業家同友会 社員共育・求人委員会に参加するようになり、
学生さんとの接点が増えています。
先日、6月30日には龍谷大学政策学部の2回生2チーム12名が事務所にこられました。
授業の一環で「社会人とは?」というインタビューをするためです。
初めに、学生さんに「今、興味があること」「面白いと思うこと」を聞いてみました。
・うちの町は、主要産業がくつ下だけで大丈夫なのか?地元を何とかしたい!
・実家が米農家です。田んぼの保全だけでなく、生態系や地域の暮らし全体へと関心が広がってきました!
・フィールドワークが好きです!
・人が好きです!
・よさこいソーランで全国のまちの活性化に飛び回っています!
・ラオスに学校を建てるボランティアで、この夏始めてラオスに行ってきます!
など、一人ひとりがしっかりと自分の言葉でお話されていました。
それぞれに志を持って行動し、学んでおられて、将来が楽しみだなぁと感じました。
そして、学生さんからの質問はこんな内容でした。
・どうして今の仕事を選ばれたのですか?
・あなたが働くのは「なぜ」だと、お考えですか?
あなただったら、何と答えられるでしょうか?
私は、「なぜ働くか?」という問いに、
「後に続く世代に少しでもよりよい未来をつなぐため」と答えました。
さて、このインタビューをどう感じられたのか?
スライドショーにまとめたものを報告される発表会があるそうです。
お時間のある方はぜひ、若い世代の「声」を聞いてみてください。
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コミュニケーション・ワークショップ演習
~作品発表会のご案内~
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日時:7月15日(土)
午後12時30分~15時00分
場所:龍谷大学 深草学舎
※事前申し込み不要、出入り自由だそうです。
こういった取り組みで、若い人が感じた「働くこと」「生きること」
「中小企業のこと」「地域のこと」を連携団体との共有だけで終わらせず、
たくさんの人に知ってもらう場をつくっていけないだろうか?と考えています。
10年後・20年後、全員が同じように歳をとります。
今の10代が20代・30代、20代が30代・40代になります。
「将来世代」と出会えるかどうかが、企業存続のカギになると思いませんか?
小学生の頃から地域の大人とたくさん出会い、年輪を重ねるように共に育ち合う、
「地域の人財育成のしくみ」。
子ども時代の経験が、大人になって、家庭で、仕事で、地域で生きるような、
「企業の人財育成のしくみ」を皆さんと共につくっていけたらと願っています。(和)
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■ 編集後記
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「A社長がサロマ湖100kmマラソンで連続10回目を目指して走る。
応援に行かへんか!」と声が掛かった。「ヨシ行こう!」で北海道へ!
普通のマラソン42.195kmは誰でも知っているが、
100kmマラソンってどんなんか想像できなかった。
走る当人は朝2時に起きて5時スタートで10時間以上走る。
中間地点で応援…最終ゴール地点で待つ。
社長の家族(妻・子・孫)、友人知人も応援。
ゴールでは両手にお孫さんと手を繋いでゲートをくぐる!ヤッター!!
おめでとう!!と、感激の声、応援者の目に涙。
10回完走者に送られる「サロマンブルー」の称号も本人の努力はもちろん
“家族・社員・協力者の総合力”だと思ったウルトラマラソンでした。
先々週の土曜の朝、起きようとした時右膝に激痛が走り、
あまりの痛さに動けなくなり大声で「誰か来てくれー!」で、
膝を支えてもらって数分~ガマンできる程度の痛み?になり、即病院へ。
レントゲン写真を見ながらDr曰く「もう無理ですね~手術しか無いです。」
50年前の古傷が原因、そろそろ決断の時、毎日杖をついての歩行です。(大)
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