2017年1月号 事務所ニュース
- 2017/01/05
- 09:00
あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
京都は快晴のお正月となりました。
心新たに清々しい気持ちで新年を迎えられた方も多いのではないでしょうか。
今年も無事に新しい年を迎えることができました。
おかげさまで当事務所は今年創業20周年を迎えます。
これまで支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。
2017年の干支は丁酉(ひのととり)
「丁」は成長
生命のサイクルの4番目:すくすくと伸びる茎がシッカリしだした状態
「酉」は利を得る
季節なら秋:収穫期で利を得る時期
ポイントは、収穫期の利益を、安定成長のためにどれだけ投資できるか。
自分の力に過信することなく慎重に、外部の力をうまく利用することがカギになりそうです。
「事務所ニュース 2017年1月号」をお届けします。
事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○ 年頭のご挨拶 (大)
-労務のおしごと備忘録-
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[今後の主な法改正スケジュール]
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事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○ 年頭のご挨拶 (大)
○ 幸せの三原則で考える
【定着率アップ】の組織づくり (和)
○ 10人以上50人未満の会社では
「衛生推進者」の選任が必要です! (谷)
■ 編集後記 (谷)
-----------------------------------------------------------------労務のおしごと備忘録-
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【1月】
□ 育児・介護休業法の改正施行
□ 65歳以上への雇用保険の適用拡大(提出期限3/31)
□ 法定調書・給与支払報告書の提出(提出期限1/31)
【2月】
□ 確定申告(2/16~3/15)
□ 【有期契約労働者がいる場合】
新年度の雇用契約更改に向けた準備の開始
□ 【 4月入社内定者がいる場合】入社案内の準備
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▶ 2017年 1月 ・育児・介護休業法、
男女雇用機会均等法の改正
・健康保険 マイナンバーの取扱い開始
・雇用保険 65歳以上への適用拡大
▶ 2018年 4月
労働契約法 無期労働契約への転換権の発生
▶ 2019年 4月
労働基準法(審議中) 60時間超の残業代は5割増へ
(中小企業の猶予期間終了予定)
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○ 年頭のご挨拶
○ 年頭のご挨拶
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新年を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
大原社労士事務所は皆様と共に、各企業の安定成長と社員の幸せな
人生を守る。この両立に全力を尽くしてきました。
全ての会社は「社会の公器」であり、地域社会の発展に貢献して
います。お客様に喜んでいただき、社員の雇用でその家族の生活を
支える、地域にはなくてはならない存在であります。
昨年は、たくさんの新しいご縁をいただき、社員と共に幸せな会社
をつくりたいと願っておられる経営者の皆様との出逢いがありました。
大きな取り組みとしては、ストレスチェックを実施しました。
10名~500名規模で実施した結果、「高ストレス者の出現率」
は会社によって大きな差がありました。単に残業が多いとか少ない
だけで判断すべきではなく、職場の人間関係・風通しの良さ、家庭
環境も、結果を左右します。
その結果を受けて、全ての企業様と前向きにこれからの取り組み
について検討することができました。現状と課題を知ることが、次
の一手への確実な「機会」となることを確信した出来事でした。
ストレスチェックの他に、「採用適性検査を利用したい」「就業
規則をつくりたい」「個人面談をしてほしい」「評価制度に取り組
みたい」など、いろいろなご要望をいただきます。どんなご要望で
も、取り組む必要を感じた「きっかけ」を大切に、次の一手を共に
創り出すお手伝いができれば、こんなに嬉しいことはありません。
当事務所は、そのために出来ることを一つ一つ取り組んで行く覚
悟です。そして、大きな輪に広げて行きたいと願っております。
今年も一年、一日一日を大切に共に頑張っていきたいと思います。(大)
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○ 幸せの三原則で考える【定着率アップ】の組織づくり
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大学を卒業する時に、恩師から教えていただいた「幸せの三原則」
1.自分を信じること
2.人を愛すること
3.明日を夢見ること
四書五経の一つ『大学』にある
「明明徳」
「親民」
「至善」とも一致します。
「人に受け入れられているという実感がある」からこそ
→「自分に自信が持てる」→「人を大切にできる」
→「明日を夢見ることができる」のだと思っています。
最近、採用や定着・育成のご相談が増えており、
この「原則」を基に【定着率アップ】の組織づくり
について考えていたところ、右の図をひらめきました →
組織への定着率を上げるには、どうすれば良いか?
それは「複数のコミュニティへの所属」と
「複数の役割」が必要だということです。
縦割りの「部署」を基本単位としながらも、「同世代」の集まりがある、
「委員会」「社内企画」など横断的なチームがあるなど、
若手や中堅が力を発揮できる場と機会を「意図的につくる」ことで、
「受け入れられている実感」を積み重ねることが、定着率アップのカギになります。
「信じて任せる」ところから、人材育成と定着率アップに取り組んでいきましょう。 (和)
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【書籍紹介】
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2011年4月「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げられた
西條剛央さんの著書「チームの力 構造構成主義による“新”組織論」
「メンバーが自律的に動くチーム」「リーダーシップとは何か」
「ブレないチーム運営」など、スポーツや心理学などをベースに、
すべての人間に共通する心の本質から考えるチーム論は共感間違いなし!
下記サイトから【試し読み】ができます!
・序章『進撃の巨人』の“巨人”とは何か・あとがき“いいチーム”とは何か
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【セミナーご案内】
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1/19木・20金 13:00~18:00
中小企業向け
働き方改革
実践ノウハウ獲得セミナー
in京都(東京リーガルマインド 京都駅前本校)
詳細は別紙をご覧ください。19木は和田も参加します!
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○ 10人以上50人未満の会社では
~「衛生推進者」の選任が必要です~
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◆ 皆さまの会社に、「衛生推進者」はおられますか?
労働安全衛生法により、常時10人以上50人未満の
労働者を使用する事業場の事業者は、「衛生推進者」を選任する義務があります。
◆「衛生推進者」の選任義務は、業種を問いません
全ての業種で適用されます。
(建設業や運送業などの危険有害な作業をともなう業種では
「安全衛生推進者」の選任が必要です)
◆「衛生推進者」のお仕事は?
労働者の健康的な就労環境を守るための業務が主なお仕事です。
(職場の巡視・職場内の健康異常者の発見やその対処・
労働者への衛生教育・健康診断の実施に関する業務など)
◆「衛生推進者」になるための資格は?
一定の実務経験者以外は、講習を修了することが必須です。
(講習は、労働局の登録を受けた登録教習機関等で実施)
◆ 新年です。気持ちも新たに資格を取得!いかがですか
=直近の講習をご案内=
【安全衛生推進者養成講習】
開催日: 1月24日(火)・25日(水)
受講料: 12,960円(テキスト代別途)
開催場所: 京都府中小企業会館(西大路五条下る)
詳細は、『公益社団法人京都労働基準協会』のHPをご覧ください
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■ 編集後記
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新しい年になりました。健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
世間がお休みモードの中、年末年始関係なくお仕事をされていた方も多数おられたことと思います。
自分が休んでいるときや、夜中眠っているときでも働いている人はたくさんいて、そんな人たちによって暮らしは支えられているということに、改めて感謝の気持ちを忘れないようにしなければと思います。(谷)
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