2016年12月号 事務所ニュース
- 2016/12/01
- 09:00
「事務所ニュース 2016年12月号」をお届けします。
事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はコチラまでお問い合わせください。
----------------------------------------------------------------
[今月のトピックス]
----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------
【12月】
□ 年末調整
□ 賞与支払届の提出
□ 1月始まりの労使協定の更新
事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はコチラまでお問い合わせください。
----------------------------------------------------------------
[今月のトピックス]
----------------------------------------------------------------
○ ストレスチェック
~仕事に誇りとやりがいを感じていますか?~ (和)
○ 経営理念とビジョン
~人と企業と地域の「和」をつくる~ (和)
○ 平成29年1月からのマイナンバーの取扱い (谷)
○ ストレスチェックの意義を考える (谷)
■ 編集後記 (大)
----------------------------------------------------------------
-労務のおしごと備忘録-----------------------------------------------------------------
【12月】
□ 年末調整
□ 賞与支払届の提出
□ 1月始まりの労使協定の更新
□ 育児・介護休業規程の改定
【1月】
□ 育児・介護休業法改正
□ 65歳以上雇用保険被保険者へ
----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------
○ ストレスチェック
○ ストレスチェック
~仕事に誇りとやりがいを感じていますか?~
----------------------------------------------------------------
昨年12月に施行された「ストレスチェック制度」
スタートからちょうど1年。厚生労働省の見込みでは、
「高ストレス者」は約10人に1人と言われています。
◆ストレスの原因とは?
アメリカ国立労働安全衛生研究所(NIOSH) の
職業性ストレスモデルでは、次のように定義しています。
① 個人的要因(年齢・性別・性格など)
② 仕事のストレス要因
(作業・作業環境・人間関係など)
③ 仕事以外の要因(家庭の状況など)
④ 緩衝要因(上司や同僚・友人など社会的支援)
↓
◆ストレスチェック結果を生かすために
個人への対応はもちろん、集団分析の結果をふまえて、
<組織のタイプ>に応じた必要な対策を検討します。
活性化(^o^)/
疲弊予備軍(*o*) → 過度な負担などの低減
低モチベーション(・_・) → 周囲のサポート充実
不活性化(*_*) → 負担軽減×サポート充実
① 仕事に誇り、やりがいを感じている(熱意)
② 仕事に熱心に取り組んでいる(没頭)
③ 仕事から活力を得ていきいきとしている(活力)
この3つが揃った状態「ワークエンゲイジメント」を高めるために
最適なプロジェクトチームを結成しましょう。
不調者への相談や対応は「個人レベルでの対応」には限界があり、
「組織としての対応」が重要です。
「家族や友人に勧めたい」と思える職場
を目標に、必要な対策を検討していきましょう!!(和)
----------------------------------------------------------------
○ 経営理念とビジョン
○ 経営理念とビジョン
~人と企業と地域の「和」をつくる~
----------------------------------------------------------------
6月から11月まで、京都中小企業家同友会「人を生かす経営」実践道場で、
経営指針書の作成に取り組みました。
・何のために仕事をしているのか?
・人生の貴重な時間をどう過ごすのか?
・お客様にどんな価値を提供しているのか?
考え続けた結果、確信した答えは
「みんなが幸せになる仕事がしたい」ということでした。
◆経営理念◆
私たちは、人と企業と地域の「和」をつくることをとおして
関わる全ての人の幸せを追求し続けます
◆行動指針◆
1.私たちは、関わる全ての人の幸せのために何ができるかを考え、
悩みごとを一緒に解決していきます
2.私たちは、世代や立場を超えて
共に思い合える関係づくりを実現します
3.私たちは、仕事にやりがいと誇りを持ち、
地域・社会に貢献し、人生を豊かにしていきます
◆5年後のビジョン◆
事務所メンバー:3名→5名
長くお付き合いいただけるお客様:100社以上
お客様、ご協力くださる方、事務所のメンバー。それぞれが、一人では達成できないことも、チームの一員として本来の力が発揮できるような関係づくりに、全力を注いでいきます。(和)
----------------------------------------------------------------
○ 平成29年1月からのマイナンバーの取扱い
○ 平成29年1月からのマイナンバーの取扱い
----------------------------------------------------------------
【協会けんぽへ提出する書類】
申請書にマイナンバー欄が追加・取扱いが開始します。
(記入は任意。但し、任意継続被保険者の被扶養者のマイナンバーの記入は必須)
【年金機構へ提出する書類】
取扱開始時期は未定
----------------------------------------------------------------
○ ストレスチェックの意義を考える
○ ストレスチェックの意義を考える
----------------------------------------------------------------
昨年の12月から、労働者が50人以上いる事業場ではストレスチェックの実施が義務になりました。
ストレスチェックの結果は、医師等から直接本人に通知され、本人の同意なく会社に提供することは禁止されています。
「経営者が社員個々人の結果を知ることができないなんて、会社としてやる意味あるの?」という疑問もおありかと思いますので、ストレスチェックの意義について考えてみました。
先述のように、会社は個人の結果について自由に知ることはできません。
そこで力を発揮するのが『集団分析』ではないでしょうか。
『集団分析』により職場や部署などの単位で「この集団はストレスリスクの因子が高いな」などの傾向を知ることができます。
『A部署のストレスリスクが極めて高く、B部署はそれほど高くない』という結果であれば
A部署の職場改善が喫緊の課題であると明らかですし、
B部署との比較により改善の糸口を探ることもできるかと思います。
ストレスチェックの回答用紙は、質問項目があらかじめ印字されており
答えとして当てはまるものに○を付ける形式です。
アンケートのように自由に意見を書いてもらう欄はありません。
実は、ストレスチェックの回答用紙を確認している作業中に
次のようなコメントが書いてある回答用紙を見つけました。
「異動前とはまったく異なります」
この方は異動を境に、“ストレスが減って働きやすくなった”のか、または反対に“ストレスが増えて働きづらくなった”のかどちらかを訴えている!とすぐに気付きました。
しかし、会社は、個人のストレスチェックの回答用紙に何が書かれていたのか知ることができず、そんな意見を書いた人がいたことを知ることはできません。
このコラムを読まれた社長様は、コメントを書いた人を自社の社員に置き換えて、どのような思いでこのコメントを書いたのかと考えていただきたいのです。
「何とかして欲しい」という願いを込められていたのではないでしょうか。
現実はこのような声にならない声のほうが多いのかも知れません。
それを拾い上げ職場改善に活かすには『集団分析』がやはり不可欠。
そして、その結果をどう職場改善につなげていくかが更に重要と感じました。(谷)
----------------------------------------------------------------
● 今後の主な法改正スケジュール
----------------------------------------------------------------
2017年 1月 育児・介護休業法改正 等
2018年 4月 労働契約法 無期労働契約への転換権の発生
2019年 4月 労働基準法(審議中) 60時間超の残業代は5割増へ
(中小企業の猶予期間終了予定)
----------------------------------------------------------------
~年末年始休業日のお知らせ~
----------------------------------------------------------------
大原事務所の年末年始のお休みは
12月29日(木)から1月4日(水)までです。
5日(木)から通常どおりとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
----------------------------------------------------------------
■ 編集後記
----------------------------------------------------------------
今年最後の事務所ニュースとなりました。年を取ると一年もあっという間なのでより時間を大切にしないといけないなあ~と思っています。
日常「どこに置いたかなあ~」の時間を積算するとかなりなものです。決まりきまったところに置いたものは良いのに、と整理整頓の重要性を感じます。そのくせ昔のことはシッカリ頭に残っていて昔の仲間に会うと50年前の出来事なども鮮明に甦ります。
12月はそんな仲間の望年会含め3日からスタートして年末ギリギリまで続きます。
さて、事務所ニュースをお読みになって頂いている皆さまも多くありますのに、当方からの一方通行の感があり、一度皆さまの声を拝聴したいと思っています。
その節には宜しくお願いします。 (大)
スポンサーサイト