2016年7月号 事務所ニュース
- 2016/07/05
- 11:40
「事務所ニュース 2016年7月号」をお届けします。
事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はコチラまでお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○ 申告期限は7/1~7/10
算定基礎届の提出が始まります (和)
○ キャリアアップ・採用に使える!
助成金・補助金のお知らせ (和)
○ 6/13「人を生かす経営」を学ぶ研修会
~就業規則はなぜ必要なのか?~
中小企業家同友会で、大原が講演しました (和)
○ CSが先か、ESが先か (大)
■ 編集後記 (谷)
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-労務のおしごと備忘録-
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【7月】
□ 算定基礎届の提出(提出期間:7/1~7/10まで)
□ 賞与支払届の提出(支払日より5日以内)
□ 【30人以上の会社】 高年齢者雇用状況報告(7/15まで)
□ 【50人以上の会社】 障害者雇用状況報告(7/15まで)
□ 住民税の改訂(7月分以降)
【8月】
□ 協会けんぽ:被扶養者資格の再確認(6月~8/1)
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[今後の主な法改正スケジュール]
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2016年 8月:介護休業給付の引上げ(40%→67%)
2017年 1月:育児休業対象拡大・要件緩和、介護休業分割・介護休暇半日取得 等
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○ 申告期限は7/1~7/10 算定基礎届の提出が始まります
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□ 総括表・総括表附表は記入が漏れていませんか
□ 7/1在籍者について全て記載されていますか
□ 通勤手当は漏れていませんか
□ 70歳以上の届出が漏れていませんか
4・5・6月の残業代が高くなっていませんか?
「年間平均」との差が2等級以上になる場合、
申請すると安い方の保険料が適用されます!(和)
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○ キャリアアップ・採用に使える!助成金・補助金のお知らせ
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(1)キャリアアップ助成金【厚労省】
[全企業対象!]
①有期→正規:1人あたり60万円(45万円)
②有期→無期:1人あたり30万円(22.5万円)
③無期→正規:1人あたり30万円(22.5万円)
④有期→多様な正社員:1人あたり40万円(30万円)
⑤無期→多様な正社員:1人あたり10万円(7.5万円)
⑥多様な正社員→正規:1人あたり20万円(15万円)
※派遣加算:①③1人当たり30万円、④⑤15万円
<①~⑥合わせて1年度1事業所当たり15人まで>
( )は中小企業以外です。
(2)京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト
「人材活躍支援」【京都府】
100~140万円/人(最大3人まで)
【募集受付期間】7/1(金)~7/28(木)
【事業者選定】8月中旬【事業開始予定】9月上旬
詳しくはお問い合わせください☎” (和)
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○6/13「人を生かす経営」を学ぶ研修会~就業規則はなぜ必要なのか?~
京都中小企業家同友会で、大原が講演しました
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1975年、中小企業家同友会が発表された「中小企業における労使関係の見解(労使関係)」(※) がつくられた背景、当時の組合活動の実態、「会社も社員も下請けも疲弊していく条件闘争の連続」に疑問を抱いたこと、一方で、「労働組合が会社と社員の架け橋となり、社員同士で議論をまとめたり、注意し合う役割も果たしていたこと」などをお話しました。
<今は労使の話し合いの場が少ない。もっと増やすべき!>
~社員が1人できたら、就業規則はつくる~
「就業規則はなぜ必要なのか」その根本に「労使の信頼関係」があります。
就業規則がないと、経営者の都合でルールが変わり、社員の中には常に不安感が生まれます。
「就業規則」の作成は、
「労使の信頼関係構築のための第一歩」であり、
「労使の話し合いの場を保証する機会」となります。
あなたの会社はどうでしょうか?ぜひ一度見直してみてください。 (和)
(※) 「中小企業における労使関係の見解(労使見解)」
戦後、活発化する労働運動が中小企業の労使関係にも波及し、
中小企業経営者は、激発する労働問題対策に苦しみました。
その対応のために同友会の 先達たちが10数年の経験を踏まえて、
1975年に確立したものです。
労使の信頼関係こそ企業発展の 原動力であるとする企業づくりの基本文書です。
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○ CSが先か、ESが先か
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CS(お客様満足度)なくして経営なし!
お客様第一主義は、どこの会社も掲げておられる最重要課題。
「お客様のためならばそれを最優先せよ!!」ですもんね
CS第一、ES(従業員満足度)はその次
そして、このCSをよく考えてみると、当然に自社の社員がお客様の幸せを考えながら、
お客様に喜んで頂くために色々考え、お客様に最良のサービス(自社商品)を
お求め頂く事ですよね!となるとヤッパリCS一番が本当でしょう。
では、ES<CSは正解か?
しかし、一方で、ES(社員満足度)も大切ですよね!って声も 聞こえてきます。
お客様第一主義は当然に思えるけど、もしも社員が幸せでなかったら、
本当にお客様第一主義を実践出来るのか?ということです。
例えば、お店を訪問したお客様が、店に入る前に社員さんの立ち話が聞こえてきて、
その内容が「仕事がとってもしんどくて辛い」、「上司に対する批判」・・・など、その会社の不満が聞こえてきたとしたらどうでしょう。
社員さんのグチを聞いた後にお店に入ったら・・・
中に入ると社員さんの表情が、それまでと打って変わり、にこやかで感じの良い接客だったとしても、
店に入る前に“会社への不満”を聞いた後であれば、
「この社員さんたちはとっても厳しいノルマを課せられているんだろうか?」
「ご自身の生活も厳しいのだろうか?」「会社内の人間関係は・・・」など、
幸せでないその社員さんの裏側を察して会社のやり方に疑問を抱かれるのではないでしょうか?
社員が幸せでなければ、お客様を幸せにはできないのかも
社員自身が幸せであってこそ、心からの笑顔でお客様との幸せが共有できる!
社員に心からの笑顔があれば、お客様がお店に来られる度にとっても気分も良くなるし、
きっとこのお店のことを友人、知人に「教えてあげたい!」という気持ちになると思います。
社長の一番大きな仕事は社員を幸せにすること!
社長は、自社経営の改善改革で経営の発展に責任を持つということで、経営で一番大切な人(社員&家族)の生活を第一に考えておられると思います。
そして、私はある社長から、このCSとESについてとても良い考え方を教えて頂きました。
(私の師匠)
「我が社は、『経営者 は 社員第一主義(ES)』
『社員 は お客様第一主義(CS)』です!」
あとは、このことを社長の口から社員に心がこもった言い方で(本心・真心)
伝え続けることが大切だと思うのです。 (大)
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■ 編集後記
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右のマークをご覧ください。 → → →
これは“トモニン”マークというもので、仕事と介護の両立に向けた職場環境を整備し、介護離職の防止や復職の支援を推進する企業に対して、厚生労働省が付与しています。当事務所も“トモニン”マークを取得しましたのでお披露目です。
昔、介護ヘルパーの実習で、指導してくださったベテランヘルパーさんが言っておられました。「要介護者の方にやさしくしてあげてください」と。それはシンプルでありながら、実は一番難しいことかもしれません。介護をしていると、心がしんどいときもあります。
介護を理由に仕事まで辞めなければならない流れは変わっていけばよいと思います。 (谷)
事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はコチラまでお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○ 申告期限は7/1~7/10
算定基礎届の提出が始まります (和)
○ キャリアアップ・採用に使える!
助成金・補助金のお知らせ (和)
○ 6/13「人を生かす経営」を学ぶ研修会
~就業規則はなぜ必要なのか?~
中小企業家同友会で、大原が講演しました (和)
○ CSが先か、ESが先か (大)
■ 編集後記 (谷)
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-労務のおしごと備忘録-
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【7月】
□ 算定基礎届の提出(提出期間:7/1~7/10まで)
□ 賞与支払届の提出(支払日より5日以内)
□ 【30人以上の会社】 高年齢者雇用状況報告(7/15まで)
□ 【50人以上の会社】 障害者雇用状況報告(7/15まで)
□ 住民税の改訂(7月分以降)
【8月】
□ 協会けんぽ:被扶養者資格の再確認(6月~8/1)
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[今後の主な法改正スケジュール]
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2016年 8月:介護休業給付の引上げ(40%→67%)
2017年 1月:育児休業対象拡大・要件緩和、介護休業分割・介護休暇半日取得 等
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○ 申告期限は7/1~7/10 算定基礎届の提出が始まります
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□ 総括表・総括表附表は記入が漏れていませんか
□ 7/1在籍者について全て記載されていますか
□ 通勤手当は漏れていませんか
□ 70歳以上の届出が漏れていませんか
4・5・6月の残業代が高くなっていませんか?
「年間平均」との差が2等級以上になる場合、
申請すると安い方の保険料が適用されます!(和)
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○ キャリアアップ・採用に使える!助成金・補助金のお知らせ
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(1)キャリアアップ助成金【厚労省】
[全企業対象!]
①有期→正規:1人あたり60万円(45万円)
②有期→無期:1人あたり30万円(22.5万円)
③無期→正規:1人あたり30万円(22.5万円)
④有期→多様な正社員:1人あたり40万円(30万円)
⑤無期→多様な正社員:1人あたり10万円(7.5万円)
⑥多様な正社員→正規:1人あたり20万円(15万円)
※派遣加算:①③1人当たり30万円、④⑤15万円
<①~⑥合わせて1年度1事業所当たり15人まで>
( )は中小企業以外です。
(2)京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト
「人材活躍支援」【京都府】
100~140万円/人(最大3人まで)
【募集受付期間】7/1(金)~7/28(木)
【事業者選定】8月中旬【事業開始予定】9月上旬
詳しくはお問い合わせください☎” (和)
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○6/13「人を生かす経営」を学ぶ研修会~就業規則はなぜ必要なのか?~
京都中小企業家同友会で、大原が講演しました
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1975年、中小企業家同友会が発表された「中小企業における労使関係の見解(労使関係)」(※) がつくられた背景、当時の組合活動の実態、「会社も社員も下請けも疲弊していく条件闘争の連続」に疑問を抱いたこと、一方で、「労働組合が会社と社員の架け橋となり、社員同士で議論をまとめたり、注意し合う役割も果たしていたこと」などをお話しました。
<今は労使の話し合いの場が少ない。もっと増やすべき!>
~社員が1人できたら、就業規則はつくる~
「就業規則はなぜ必要なのか」その根本に「労使の信頼関係」があります。
就業規則がないと、経営者の都合でルールが変わり、社員の中には常に不安感が生まれます。
「就業規則」の作成は、
「労使の信頼関係構築のための第一歩」であり、
「労使の話し合いの場を保証する機会」となります。
あなたの会社はどうでしょうか?ぜひ一度見直してみてください。 (和)
(※) 「中小企業における労使関係の見解(労使見解)」
戦後、活発化する労働運動が中小企業の労使関係にも波及し、
中小企業経営者は、激発する労働問題対策に苦しみました。
その対応のために同友会の 先達たちが10数年の経験を踏まえて、
1975年に確立したものです。
労使の信頼関係こそ企業発展の 原動力であるとする企業づくりの基本文書です。
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○ CSが先か、ESが先か
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CS(お客様満足度)なくして経営なし!
お客様第一主義は、どこの会社も掲げておられる最重要課題。
「お客様のためならばそれを最優先せよ!!」ですもんね
CS第一、ES(従業員満足度)はその次
そして、このCSをよく考えてみると、当然に自社の社員がお客様の幸せを考えながら、
お客様に喜んで頂くために色々考え、お客様に最良のサービス(自社商品)を
お求め頂く事ですよね!となるとヤッパリCS一番が本当でしょう。
では、ES<CSは正解か?
しかし、一方で、ES(社員満足度)も大切ですよね!って声も 聞こえてきます。
お客様第一主義は当然に思えるけど、もしも社員が幸せでなかったら、
本当にお客様第一主義を実践出来るのか?ということです。
例えば、お店を訪問したお客様が、店に入る前に社員さんの立ち話が聞こえてきて、
その内容が「仕事がとってもしんどくて辛い」、「上司に対する批判」・・・など、その会社の不満が聞こえてきたとしたらどうでしょう。
社員さんのグチを聞いた後にお店に入ったら・・・
中に入ると社員さんの表情が、それまでと打って変わり、にこやかで感じの良い接客だったとしても、
店に入る前に“会社への不満”を聞いた後であれば、
「この社員さんたちはとっても厳しいノルマを課せられているんだろうか?」
「ご自身の生活も厳しいのだろうか?」「会社内の人間関係は・・・」など、
幸せでないその社員さんの裏側を察して会社のやり方に疑問を抱かれるのではないでしょうか?
社員が幸せでなければ、お客様を幸せにはできないのかも
社員自身が幸せであってこそ、心からの笑顔でお客様との幸せが共有できる!
社員に心からの笑顔があれば、お客様がお店に来られる度にとっても気分も良くなるし、
きっとこのお店のことを友人、知人に「教えてあげたい!」という気持ちになると思います。
社長の一番大きな仕事は社員を幸せにすること!
社長は、自社経営の改善改革で経営の発展に責任を持つということで、経営で一番大切な人(社員&家族)の生活を第一に考えておられると思います。
そして、私はある社長から、このCSとESについてとても良い考え方を教えて頂きました。
(私の師匠)
「我が社は、『経営者 は 社員第一主義(ES)』
『社員 は お客様第一主義(CS)』です!」
あとは、このことを社長の口から社員に心がこもった言い方で(本心・真心)
伝え続けることが大切だと思うのです。 (大)
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■ 編集後記
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右のマークをご覧ください。 → → →
これは“トモニン”マークというもので、仕事と介護の両立に向けた職場環境を整備し、介護離職の防止や復職の支援を推進する企業に対して、厚生労働省が付与しています。当事務所も“トモニン”マークを取得しましたのでお披露目です。
昔、介護ヘルパーの実習で、指導してくださったベテランヘルパーさんが言っておられました。「要介護者の方にやさしくしてあげてください」と。それはシンプルでありながら、実は一番難しいことかもしれません。介護をしていると、心がしんどいときもあります。
介護を理由に仕事まで辞めなければならない流れは変わっていけばよいと思います。 (谷)
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