2016年5月号 事務所ニュース
- 2016/05/02
- 12:05
「事務所ニュース 2016年5月号」をお届けします。
事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はコチラまでお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○ 新入社員研修は共育の場
~人材育成の仕組みをつくる~
○ 平成28年度から 助成金が変わりました!!
○ 決まっていますか? ストレスチェック制度の実施 (和)
○ 今いる場所でかがやく (谷)
■ 編集後記 (大)
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-労務のおしごと備忘録-
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【5月】
□ 障害者雇用納付金等の申告(4/1~5/15まで)
□ 協会けんぽ:被扶養者資格の再確認(5~7月頃)
□ 年度更新の準備(申告期間:6/1~7/10まで)
□ 住民税改訂の準備(6月改訂)
【6月】
□ 算定基礎届の準備(提出期間:7/1~7/10まで)
□ 夏季賞与の考課・査定
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[今後の主な法改正スケジュール]
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2016年 4月:雇用保険法等の一部を改正する法案 施行
8月:介護休業給付の引上げ(40%→67%)
2017年 1月:育休対象拡大・要件緩和、介護休業分割・介護休暇半日取得 等
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○ 新入社員研修は共育の場
~人材育成の仕組みをつくる~
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4月に新入社員合同研修の現場に行ってきました。新卒採用4年目、新入社員合同研修3年目を迎えて離職率が格段に下がっているそうです。
この研修は、若手・中堅メンバーを中心に企画・運営をされています。月1回会議を重ね、人材育成の悩みや上手くいった取り組みなどを共有しておられます。工夫をすれば、採用・教育を担当することが、リーダーの育成につながるのです。
厚生労働省<能力開発基本調査>平成27年度
人材育成に関する問題点の上位は以下のとおり。
(1)指導する人材が不足している
(2)人材育成を行う時間がない
若手・中堅メンバーに期待と役割を与え、必要な時間を確保し、
事例研究や目的意識の共有によってリーダーを育成する。
人材育成と定着の仕組みをつくっていきましょう。
厚生労働省<能力開発基本調査>平成27年度
→http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/104-27b.pdf
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○ 平成28年度から 助成金が変わりました!!
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【新設】NEW!!
① 出生時両立支援助成金 男性育休取得 最大60万
② 介護支援取組助成金
介護離職予防の取組 企業1回のみ60万
③ 介護労働者雇用管理制度助成
賃金制度新設 or 改善
A 制度導入助成 50万
B 目標達成助成(第1回) 60万
C 目標達成助成(第2回) 90万
【変更】
④ 職場定着支援助成金→重点分野以外の全業種対象に
制度導入 最大40万 目標達成助成 60万
※ キャリアアップ(正規転換)、キャリア形成(教育訓練)
中小企業両立支援(育休取得)も一部変更があります。
詳しくはお問い合わせください → ☎ “
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○ 決まっていますか? ストレスチェック制度の実施
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2015年12月1日施行のストレスチェック制度。
従業員50人以上の事業場では、2016年11月30日までに
「ストレスチェックの実施」が義務づけられています。
Q:できるだけお金をかけずにやりたいのですが?
A:“法律要件を満たす実施方法”について、
できるだけ早期に検討を開始してください。
行政の求めるストレスチェックフローは次のとおり。
「ストレスチェックの実施」の他、様々な対応が必要です。
遅くとも8月までを目処に方針を決定しましょう。
【行政の求めるストレスチェックフロー】
①事業者の方針表明
②衛生委員会での調査審議
③従業員への説明と情報提供
④各種社内規定類の整備
⑤ストレスチェックの実施(11/30まで)
⑥従業員への相談窓口やセルフケアに関する情報提供
⑦事業者への結果情報提供に関する従業員の同意の取得
⑧要件に該当して申し出た従業員へ医師の面接指導の実施(約2ヶ月)
⑨面接指導後、医師からの意見聴取と必要に応じ就業措置の実施
⑩集団的分析と職場環境改善
⑪労働基準監督署への報告(1年1回定期)
◆◇先着5名様にプレゼント!!◇◆
ストレスチェック制度の導入についてお問い合わせいただいた方から、
先着5名様に2つの特典をプレゼント!!
【特典1】
事業所でのストレスチェック 検討時チェックリスト
【特典2】
ストレスチェック「Well診断」 1社2名様無料実施
お気軽にご相談ください→「お問い合わせ」 (和)
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○ 今いる場所でかがやく
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新緑のまぶしい5月になりました。4月から新生活をスタートさせた人も早1ヶ月。学校を卒業して初めてお勤めの方の中には、自分のやりたかった仕事と違うと感じ始め、「辞めたい」と思う人が出てきているかも知れません。
「やりたいことを仕事にしたい」、「好きなことを仕事にしたい」とはよく聞きますが、果たして仕事はやりたいこと・好きなことをやるだけのものでしょうか。たとえば、漫画家になりたかった人がデビューできたとしても、読者の共感や支持を得られなければ「仕事」にはならないのではないでしょうか。
「仕事」として何かをやる以上、評価する相手の存在があり、そういう意味で仕事とは、何らかの形で人のためになること・人の役に立つことではないかと思います。
もし、「やりたいこと」をやるために仕事を辞めることを考えている人がいるなら、一度立ち止まって考えてほしいと思いました。
あなたのやりたいことは、誰かの役に立つことでしょうか。
答えの言葉に詰まるようなら、時期尚早かもしれません。今いる場所で、もう少しがんばってみても良いかもしれませんよ。その過程で、仕事で人の役に立つというイメージが明確になってくるかも知れませんし、今の会社でやりがいが見つかるかも知れません。人生、何がきっかけになるかわからないものです。
(もちろん、身体を壊してまでがんばりすぎるのはいけませんが…)
以前、NHKに「プロジェクトX~挑戦者たち~」というテレビ番組がありました。戦後の画期的な事業を実現させてきた「無名の日本人」に光を当てたドキュメンタリー番組だったと思います。
番組の主題歌は中島みゆきさん。スポットライトを浴びることのなかった市井の人々を「地上の星」と呼んで、天空だけでなく地上にも星はたくさん居るんだという強烈なメッセージを伝えました。
オリンピックのメダリスト、アカデミー賞俳優、ノーベル賞を受賞した学者など、私たちは華々しい栄光のほうに だけ目がいってしまいます。でも、そういう人たちが自分を支えてくれた人に対する感謝の言葉を述べているのを見ると、表舞台で脚光を浴びる人は一握りでも、多くの人に支えられていることが分かります。
今自分の置かれている場所や立場で与えられた役割を果たすことも、
会社や社会という全体を支えることにつながっているので、
立派な「仕事」の一つだと思います。それが今はまだ自分の思い描いていた
「やりたい仕事」でなかったとしても、その事実に変わりはありません。(谷)
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■ 編集後記
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私ごとですが、5月中旬の日曜日、昔働いていた会社の仲間が集まり、93歳になる先輩の家で顔を合わせ、美味しい寿司+茶碗蒸し+デザートを食しながら昔話に花を咲かせます。
この方が退職してから40年以上になりますが、電話をするだけで仲間が集まってくれます。
年に数回、名所めぐり、温泉♨、ハイキングを兼ねて、続いています。 (大)
事務所ニュースは毎月メールでもお送りしております。
ご希望の方はコチラまでお問い合わせください。
[今月のトピックス]
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○ 新入社員研修は共育の場
~人材育成の仕組みをつくる~
○ 平成28年度から 助成金が変わりました!!
○ 決まっていますか? ストレスチェック制度の実施 (和)
○ 今いる場所でかがやく (谷)
■ 編集後記 (大)
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-労務のおしごと備忘録-
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【5月】
□ 障害者雇用納付金等の申告(4/1~5/15まで)
□ 協会けんぽ:被扶養者資格の再確認(5~7月頃)
□ 年度更新の準備(申告期間:6/1~7/10まで)
□ 住民税改訂の準備(6月改訂)
【6月】
□ 算定基礎届の準備(提出期間:7/1~7/10まで)
□ 夏季賞与の考課・査定
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[今後の主な法改正スケジュール]
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2016年 4月:雇用保険法等の一部を改正する法案 施行
8月:介護休業給付の引上げ(40%→67%)
2017年 1月:育休対象拡大・要件緩和、介護休業分割・介護休暇半日取得 等
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○ 新入社員研修は共育の場
~人材育成の仕組みをつくる~
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4月に新入社員合同研修の現場に行ってきました。新卒採用4年目、新入社員合同研修3年目を迎えて離職率が格段に下がっているそうです。
この研修は、若手・中堅メンバーを中心に企画・運営をされています。月1回会議を重ね、人材育成の悩みや上手くいった取り組みなどを共有しておられます。工夫をすれば、採用・教育を担当することが、リーダーの育成につながるのです。
厚生労働省<能力開発基本調査>平成27年度
人材育成に関する問題点の上位は以下のとおり。
(1)指導する人材が不足している
(2)人材育成を行う時間がない
若手・中堅メンバーに期待と役割を与え、必要な時間を確保し、
事例研究や目的意識の共有によってリーダーを育成する。
人材育成と定着の仕組みをつくっていきましょう。
厚生労働省<能力開発基本調査>平成27年度
→http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/104-27b.pdf
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○ 平成28年度から 助成金が変わりました!!
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【新設】NEW!!
① 出生時両立支援助成金 男性育休取得 最大60万
② 介護支援取組助成金
介護離職予防の取組 企業1回のみ60万
③ 介護労働者雇用管理制度助成
賃金制度新設 or 改善
A 制度導入助成 50万
B 目標達成助成(第1回) 60万
C 目標達成助成(第2回) 90万
【変更】
④ 職場定着支援助成金→重点分野以外の全業種対象に
制度導入 最大40万 目標達成助成 60万
※ キャリアアップ(正規転換)、キャリア形成(教育訓練)
中小企業両立支援(育休取得)も一部変更があります。
詳しくはお問い合わせください → ☎ “
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○ 決まっていますか? ストレスチェック制度の実施
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2015年12月1日施行のストレスチェック制度。
従業員50人以上の事業場では、2016年11月30日までに
「ストレスチェックの実施」が義務づけられています。
Q:できるだけお金をかけずにやりたいのですが?
A:“法律要件を満たす実施方法”について、
できるだけ早期に検討を開始してください。
行政の求めるストレスチェックフローは次のとおり。
「ストレスチェックの実施」の他、様々な対応が必要です。
遅くとも8月までを目処に方針を決定しましょう。
【行政の求めるストレスチェックフロー】
①事業者の方針表明
②衛生委員会での調査審議
③従業員への説明と情報提供
④各種社内規定類の整備
⑤ストレスチェックの実施(11/30まで)
⑥従業員への相談窓口やセルフケアに関する情報提供
⑦事業者への結果情報提供に関する従業員の同意の取得
⑧要件に該当して申し出た従業員へ医師の面接指導の実施(約2ヶ月)
⑨面接指導後、医師からの意見聴取と必要に応じ就業措置の実施
⑩集団的分析と職場環境改善
⑪労働基準監督署への報告(1年1回定期)
◆◇先着5名様にプレゼント!!◇◆
ストレスチェック制度の導入についてお問い合わせいただいた方から、
先着5名様に2つの特典をプレゼント!!
【特典1】
事業所でのストレスチェック 検討時チェックリスト
【特典2】
ストレスチェック「Well診断」 1社2名様無料実施
お気軽にご相談ください→「お問い合わせ」 (和)
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○ 今いる場所でかがやく
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新緑のまぶしい5月になりました。4月から新生活をスタートさせた人も早1ヶ月。学校を卒業して初めてお勤めの方の中には、自分のやりたかった仕事と違うと感じ始め、「辞めたい」と思う人が出てきているかも知れません。
「やりたいことを仕事にしたい」、「好きなことを仕事にしたい」とはよく聞きますが、果たして仕事はやりたいこと・好きなことをやるだけのものでしょうか。たとえば、漫画家になりたかった人がデビューできたとしても、読者の共感や支持を得られなければ「仕事」にはならないのではないでしょうか。
「仕事」として何かをやる以上、評価する相手の存在があり、そういう意味で仕事とは、何らかの形で人のためになること・人の役に立つことではないかと思います。
もし、「やりたいこと」をやるために仕事を辞めることを考えている人がいるなら、一度立ち止まって考えてほしいと思いました。
あなたのやりたいことは、誰かの役に立つことでしょうか。
答えの言葉に詰まるようなら、時期尚早かもしれません。今いる場所で、もう少しがんばってみても良いかもしれませんよ。その過程で、仕事で人の役に立つというイメージが明確になってくるかも知れませんし、今の会社でやりがいが見つかるかも知れません。人生、何がきっかけになるかわからないものです。
(もちろん、身体を壊してまでがんばりすぎるのはいけませんが…)
以前、NHKに「プロジェクトX~挑戦者たち~」というテレビ番組がありました。戦後の画期的な事業を実現させてきた「無名の日本人」に光を当てたドキュメンタリー番組だったと思います。
番組の主題歌は中島みゆきさん。スポットライトを浴びることのなかった市井の人々を「地上の星」と呼んで、天空だけでなく地上にも星はたくさん居るんだという強烈なメッセージを伝えました。
オリンピックのメダリスト、アカデミー賞俳優、ノーベル賞を受賞した学者など、私たちは華々しい栄光のほうに だけ目がいってしまいます。でも、そういう人たちが自分を支えてくれた人に対する感謝の言葉を述べているのを見ると、表舞台で脚光を浴びる人は一握りでも、多くの人に支えられていることが分かります。
今自分の置かれている場所や立場で与えられた役割を果たすことも、
会社や社会という全体を支えることにつながっているので、
立派な「仕事」の一つだと思います。それが今はまだ自分の思い描いていた
「やりたい仕事」でなかったとしても、その事実に変わりはありません。(谷)
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■ 編集後記
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私ごとですが、5月中旬の日曜日、昔働いていた会社の仲間が集まり、93歳になる先輩の家で顔を合わせ、美味しい寿司+茶碗蒸し+デザートを食しながら昔話に花を咲かせます。
この方が退職してから40年以上になりますが、電話をするだけで仲間が集まってくれます。
年に数回、名所めぐり、温泉♨、ハイキングを兼ねて、続いています。 (大)
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